4月30日から5月2日、草津に行ってきました。
雑誌FRAUとかの、国内旅行特集とかをよく読むのですが、
いつも行きたいなあと思う、いわゆる”極上の至福宿!”は
大抵一泊3万位の宿だったりして、憧れつつも、
”国内は、むりよねえ、海外の方が安いなあ、と思っていました。
でも、たまたま郵便ポストに入っていたバスツアーの
”草津GW2泊3日2万円”に目がいって、ものは試しに
申し込んで見ることに。
当日、集合場所に行ってみるとシニアの方々ばかり。
かなり浮いている、、、と思いつつも、とても楽しい旅行でした。
食事はどうしても値段相応という感じでしたが、
やっぱり草津のお湯は本当にすべすべになります。
街もこじんまりしていて、温泉街をふらふら歩いたり、
かなりリラックスできました。
なにより、ゴロゴロして、露天風呂にボーっと
つかってるだけでいいというのは、かなりの至福かも。
調べたら、前々から行きたかった伊香保温泉なんかも、
新宿からバスで2000円程度で片道いけるようなので、
国内旅行もやりかたによっては、リーズナブルで行ける
かもと思いました。
温泉、しばらくはまりそうです。
横浜から草津。
長いだろうと思っていたバスからの眺め。
畑を耕すおばあちゃん、山桜。藤。など。
田舎の景色が本当に綺麗で、見ていて飽きませんでした。
上の写真は、バスから見た、山のふもとにある神社。
草津手前にある、八つ場。紅葉は、この世のものとは
思えないほど綺麗だそうです。丁度川の上に
沢山のこいのぼりが泳いでいました。都会では見ることの
できない、大きな鯉のぼりが沢山たなびく様子が、
あちこちで見られました。
ただ、残念ながら、ここの村は、
八つ場ダムが建設されてしまうので、ゆくゆくは沈んで
しまうそうです。
東京の水不足改善のためらしいです。この鯉のぼり達は
次はどこに行くのかなあ、。こんなに綺麗なところなのに。
草津は、丁度桜が満開でした。
一日は、温泉街でのんびりして、二日目は、
バスで白根山に行ってみる事に。
草津の街は、桜が満開なのに、ちょっと上を登っていくと
まだ雪がかなり残っていました。
白根山の湯釜。バス停から降りて、しばらく10分位急な
坂道を登ると、この湯釜の風景が一気に視界に広がります。
見事なエメラルド色。 世界でもっとも酸性度の高い
湖で、泳ぐと体が溶けてしまうほどだそうです。
近くにあった池。まだ氷が解けていませんでした。
しばらく散歩など。
温泉街を歩きながら、食べ歩きが楽しかったです。
左上:
おやき。中身は野沢菜。他、きのこのおやきなども。
左下:
焼きまんじゅう。
私、実は群馬生まれなのです。子供の時、大好物でした。
これって、群馬でしか見ないんですよね。美味しいのになあ。
麹で蒸した、ふわふわのパンのようなものに、あまーい
味噌だれをかけて、炭火で焼いたものです。絶品。
右上:
こんにゃくに甘味噌ダレをかけた、おでん。
焼きまんじゅう、五平餅もそうですが、群馬では、甘い味噌だれ
が人気みたいです。名古屋とちょっと似てますね。
でも、名古屋の八丁味噌とはもちろん違う、赤城の麦味噌です。
味噌って土地土地で違って本当に面白いです。
右下:
草津では、おばあちゃんが作った梅、味噌などがよく
売られていました。地元の山菜、豆などもいろいろお店に
並んで。
他面白かったこと。
草津では、なんだかゆるーい空気が流れていました。
時代が昭和でストップしたようなショーウィンドウ、お店が
沢山。ついつい足を止めてはお店の中を覗いたり。
左上:温泉卵を作る機械。2500円。
1メートルくらいある機械。卵を作るためだけに、
買う人はいないらしく、値札が茶色になってました。
左下:何十年も前から、店頭のガラスに飾ってある
花瓶。一つ1000円。ちょっとミッドセンチュリーぽい?
右上:なんと片平なぎさのアイドル時代の自転車広告の
等身大パネル。私、、30代ですが、
彼女のアイドル時代、知らないんですけど、、。いったいいつの?
右下:W浅野時代を思い出す、草津の観光ポスター。張りっぱなし。
この太眉に哀愁を感じます。
というわけで、クウネルとか、スローライフ系の雑誌をたまに
好んで読んでたりするのですが、草津をふらふら歩いて、
本物のスローライフに直球を投げられた感じでした。
うーん、それにしても、草津楽しかったなあ。又行こう。